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【中古マンション】実際のリフォーム費用と5つの注意点

【中古マンション】実際のリフォーム費用と5つの注意点

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こんにちは。サラリーマンで育児に奮闘している「おったん」です。

この記事では、中古マンションをリフォームしたときにかかった費用と注意点についてまとめていきます。

1年前に個人の売主から現状渡しで中古マンションを購入しました。そのため、修繕や清掃が行われていない状態だったため入居前にリフォームを行いました。

これからリフォームを行う方や、中古マンションを購入してリフォームを検討している方に参考になればとうれしいです。

中古マンションを購入した理由や購入時の注意点については以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

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中古マンション購入時の部屋の状態

わが家の中古マンションは、個人の売主から購入しました。その際、清掃や修繕を行わないままの現状渡しの条件で購入したため、部屋の中はかなり傷んだ状態でした。

築20年程度経過していたため、壁紙(クロス)は日焼けやシミの汚れがあり、床はところどころ傷がありました。キッチンのコンロは使い古されている状態でお風呂は床の塗装は剥がれてしまっていました。また、いくつかの部屋の扉には大きなへこみ傷があり、ほとんどの部屋の網戸が壊れて使えない状態でした。

当然、その状態で住み始めるつもりはなく、部屋全体をリフォームを行う計画を立てました。

参考までに各住居設備等のリフォームが必要になってくるタイミングが以下になります。早いもので数年、長くても20~30年で不具合が出てきてリフォームが必要になるものがほとんどです。

長年住んでいるご家庭では、内装が古くなったとしても使用時に問題がない場合は取り替えることなく使い続けることが多いです。

しかし、新しく入居する際は、壁紙や水回りを中心に新しいものへ変更すると新築のような見た目になるのでおすすめです。

  • 壁紙:10年
  • トイレ:10〜15年
  • お風呂:10〜20年
  • 洗面台:10~15年
  • キッチン:10年~15年
  • 食洗機:7年
  • 床:15年から20
  • 畳:表替は5年、 畳床は10年~15年

リフォームをどのように進めたか

リフォーム業者を選定する際に、どこが良いのかわからなかったので、購入した中古マンションの仲介業者である不動産会社におすすめのリフォーム業者をご紹介いただきました。

飛び込みでリフォーム業者へ依頼することも考えましたが、不動産会社とのつながりがある安心感、リフォーム業者のこれまでの実績や担当者の人柄の良さから、その不動産会社からご紹介いただいたリフォーム業者にリフォームを依頼することを決断しました。

その後は、不動産会社とリフォーム業者が提携してくださり、築年数や間取り、設備に関する情報からおすすめのリフォームプランや費用の見積もり、施工日程の調整をスムーズに進めることができました。

リフォームについては初心者であったため、各メーカーのショールームに立ち寄り、お気に入りのリフォーム内容をピックアップしてリフォーム業者の担当者と何度も打ち合わせを行いました。

中古マンションのリフォームにかかった費用

わが家のリフォームにかかった費用はおよそ463万円でした。その内訳は以下のとおりです。

リフォーム箇所 リフォームの内容 費用
ユニットバス
  • 1620タイプの琺瑯の風呂へ交換
¥1,420,000
給湯器と浴室ガス乾燥機
  • 浴室ガス乾燥機の交換
  • 床下暖房・浴室ガス乾燥用の給湯器の交換
  • リモコンの交換
¥490,000
トイレ
  • タンク式のものと交換
¥160,000
キッチン
  • 食洗機の導入
  • パネル、フード、コンロ、水栓の交換
  • 照明をダウンライトへ交換
¥530,000
コンセント・スイッチ
  • 人感センサーの導入
  • スイッチ、コンセントをすべて交換
¥110,000
壁紙 (380㎡)
  • 壁紙の張替え
¥460,000
床 (70㎡)
  • フロアタイル貼り
  • クッションフロアの張替え
¥625,000
畳 (6枚)
  • 表替え
¥28,000
襖 (10枚)
  • 襖の張替え
¥25,000
ドアのリペア (1枚)
  • ドアの傷の修繕
¥24,000
ガズ栓工事 (1箇所)
  • ガスファンヒーター用のガス栓
¥25,000
搬入費・処分費等
  • リフォームの諸経費
¥390,000
消費税   ¥342,960
合計   ¥4,629,960

わが家のリフォームのポイントは以下の通りです。

  • お風呂について:琺瑯のお風呂は重量があるため2階以上の設置は不向きと言われていますが、わが家ではマンションの1階の部屋を購入したので、せっかくならと琺瑯のお風呂に入れ替えました。使用してみるとポカポカと温まり、疲れが取れやすいので、琺瑯のお風呂を導入してよかったです。
  • 浴室乾燥機についてリフォーム業者から費用の面で電気式を勧められました。通常、電気式からガス式の浴室乾燥機に変更する場合は導入費用が高いため、電気式を採用することがほとんどです。しかし、購入したマンションには元々浴室ガス乾燥機が取り付けられていたため、ガス式と電気式の交換費用がそれほど変わりませんでした。したがって我が家では、家事の時短のためにより早くカラッと乾く浴室ガス乾燥機を採用しました。
  • キッチンと洗面台について元々質の良いものが取り付けられていていました。そのため、リフォーム業者の担当者にまだ十分使えるとアドバイスを頂き、全面改装はしませんでした。キッチンについては、レンジフード、コンロの交換を行い、家事の時短のために食洗機を新規に導入しました。
  • コンセントやスイッチについてリフォーム業者から勧められてすべて最新の新品のものに交換しました。壁紙を交換してもコンセントやスイッチが古く黄ばんでいる場合は見栄えが良くないそうです。リフォームを行い前は少し費用が高いと感じましたが、実際に住み始めてからの満足度は高かったです。
  • 壁紙について壁紙は数百種類の中から選べました。そのため、見るのが楽しみでもある反面、選ぶのが大変でした。妻の希望で和室の天井だけ木の板の壁紙にしたのですが、マンションなのにまるで一軒家の和室いるような木のぬくもりのある部屋になり、今ではとても気に入っています。
  • 床について床についてはそのまま使用することも可能でしたが、フロアタイルを貼ることを選択しました。自分の好みの床に変更することができ、また、実際の木よりも頑丈で万が一傷ついても交換しやすいので気に入っています。
  • リビングのガス栓:リビングでガス器具を使いたかったので追加してもらいました。冬はガスファンヒーターをリビングで使用していますが、温まり方がとても早く、空気が乾燥しないので個人的にはとても便利に感じています。また、以前はカセットコンロはガス管の交換の手間や、ホットプレートは温まり方に不満を感じていましたが、また、リビングでガス栓直結の調理器具が使えるようになり、それらが改善されました。間取りによってはガス栓の増設が難しい場合がありますが、可能であれば追加しておくと生活がより快適になります。

浴室の画像

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わが家のリフォーム後の一例ですが、新築のように内装がきれいになりました

リフォームを行う際の注意点

①リフォームの相場や施工期間を知る

リフォームに関して素人である場合には、リフォーム費用の相場や施工期間を事前に把握しておきましょう。

リフォーム費用については、リフォームのメーカーのショールームやリフォームのチラシ、インターネット上で公開されているリフォーム事例で相場確認することをおすすめします。また、施工期間については、リフォーム業者によって異なるので、積極的に質問しましょう。

リフォーム費用に対する効果や必要施工日数にがわかるようになると、予算や期間内に優先すべきものや不必要なものの判断ができるようになります。

また、どこのリフォームにどれだけ費用や日数をかけるか判断できるようになると、フォーム業者の担当者との会話がよりスムーズになるのでおすすめです。

②リフォーム業者の得意分野を確認する

リフォーム業者によって得意、不得意分野が違います。事前にどの分野が得意か問い合わせるか、ネット上のレビューを確認することをおすすめします。

リフォーム業者の得意分野であれば施工も早く仕上がりが綺麗になります。また、リフォーム業者によってはメーカーとの契約で材料を安く仕入れることができるようです。お気に入りのメーカーがあるのであれば、そのメーカーのリフォームを得意としているリフォーム業者へ依頼すると良いです。

また、リフォームの不得意分野については、他の業者へ依頼するためか、費用が高額になる場合があるので注意がです。

実際に購入した中古マンションでは、網戸が壊れており修理が必要でした。そこで、実際にリフォームの注文を行ったリフォームに業者に追加で網戸の修理も対応できないか尋ねてみました。すると、見積もりが44万円で、網戸の職人を見つけるのに時間が数ヶ月掛かると言われました。

網戸の修理に44万円はさすがに高いなと感じ、他の業者にも見積り依頼をかけてみることにしました。近所に網戸の修理を対応してくれる業者がなかなかいなくて探すのが大変だったのですが、とある遠方のサッシ専門の業者をネットで見つけることができ、すぐに見積り依頼をしてみました。

見積もりの結果、出張料を多めに請求されましたが、それでも出張料を込みでの網戸の修理費用が17万でした。

このように、もし見積もりの費用が高いと感じる場合には、自分で職人さんを探してみることをお勧めします。

③リフォームは場合によって数ヶ月掛かる

リフォームの箇所が多いと、場合によっては数ヶ月の期間を要します。

例えば、一つ一つのリフォームの施工期間が数日だったとしても、先に浴室のリフォーム、浴室が終わってから床、床が終わったら壁紙といったように、同時進行では行われません。また、リフォームに必要な材料や職人の調整を行うので、リフォームをする場所が増えれば増えるほどリフォームの施工期間が延びていきます。

一方で、中古マンションを購入後は、住宅ローンの支払いがすぐに始まります。リフォーム中に賃貸に住んでいるとすると、賃貸の家賃と住宅ローンを二重に支払わなければならなくなります

実際に依頼したリフォームは2ヶ月かかり、その間は賃貸に住んでいたため、住宅ローンと二重の支払いが大変でした。

中古マンションを購入してリフォームを行う場合には、購入が決まった段階で早めにリフォーム業者を見つけ、リフォーム業者のスケジュールをおさえるこをおすすめします。

④時折現場に立ち寄って状況を確認する

リフォーム業者が決まり、施工が始まったら時折作業内容を確認しておいたほうが良いです。

注文したとおりの作業が進んでいるか、変更が必要ないか、しっかりと自分で状況確認しておくことをおすすめします。

万が一、途中で気になることや納得がいかないことがあれば、リフォーム業者へ伝えていきましょう

⑤リフォーム後のサポートの内容を書くにしておく

リフォーム業者へリフォームを依頼する前に、リフォーム後のサポートの内容、またこれまでに行ったサポートの内容等を事前に確認しておくことをおすすめします。

実際にリフォームを依頼したリフォーム業者の見積もりは相場よりも高いと感じましたが、その分リフォーム後のサポートが手厚かったです。

少しでも不具合が見つかればすぐに駆けつけ、無償で修理対応してくださいました。そのことを考えると、多少費用が高くても、サポートが手厚いほうが良いです。

したがって、リフォーム業者に質問してみるか、インターネット上のレビューをみてリフォーム後の対応についても事前に確認しておきましょう。

まとめ

この記事では、中古マンションをリフォームしたときにかかった費用と注意点についてまとめました。

高い買い物なので妥協せずとことんリフォーム業者と話し合い、費用やスケジュールに納得できるかどうかが大事であると実感しました。

また、単に費用の額だけでは決めず、品質やリフォーム後のサポートにも目を向けることも大事です。

この記事がこれからリフォームを行う方や、中古マンションを購入してリフォームを検討している方に参考になれば幸いです。

*中古マンションをリフォーム後、1年経った経過レビューの下記の記事にまとめました。よかったら参考にして見れください。

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