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【お金の話】学校では教えてくれなかった物の価値に30代で気づいたこと
30代を過ぎてから、また子育てを始めてから、「なんで学校でこれを教えないのかな?」と考えさせられることが多々ありました。
その中の一つに、「物の価値」があります。
いつか自分の子どもにも考えてみてもらいたい「物の価値」に関する備忘録をこの記事にまとめました。
今現在、学生、新社会人、20代社会人の方などに少しでも参考になれば嬉しいですし、同年代や年上の方にもお金のあるあるなネタとして楽しんでいただければ幸いです。
物の価値に疑問を抱くようになったきっかけ
①15年間愛用していたパジャマを買い替えた
最近、高校生くらいから使用していたパジャマを新しいものに買い替えました。
買い替えた理由は、それまで15年間愛用してきたパジャマの生地がボロボロになって破れてしまい、着られない状態になったからです。
新しいパジャマに買い換える際に、ふと当時およそ千円で買ったパジャマを15年間使っていたことに、はっとさせられました。
千円というと、ランチ1食分、本1冊分、都内の地下鉄乗り放題チケット1日分のような金額です。
使い方によっては一瞬でなくなりますが、たった千円で、15年間のお風呂上がりから朝までの時間を支えててくれたパジャマにはとてつもない価値があったと気が付かされました。
このことがきっかけで、もっと大事に千円を使うようになりました。
これまで使ってきた千円の中で一番価値のある使い方ではないか?
②ゲーム機が定価以上で売れた
子育てが始まってゲームをする時間がなくなったのと、子育てに必要な子ども用品の購入にまとまったお金が必要になったので、最近ゲーム機を手放しました。
たまたま、品薄状態が続いていたために3年使用したゲーム機がなんと買ったときの価格以上で売ることができました。
こ、これは、、、
せっかくだから当時乗っていたバイクをもう一度乗りたくなって探してみると、なんと60万を超える値段で販売されていました。
タダで譲ってもらったものを今買おうとすると60万って何!?
あのバイクを乗り続けていればよかったな、、、
③iPhoneの最新モデルを追い求めていた
iPhone 4あたりから毎年新商品が出るたびに新しいiPhoneへと買い替えを行っていました。
iPhone XS Maxを購入するまで何も考えていませんでしたが、iPhone 11が発売された時にようやくあることを悟りました。
下記の表ではわかりやすく比較するために一部のモデルを省いています。
年 | モデル名 | 日本でのの販売価格 | 最低容量 |
2012 | iPhone 5 | 51,360円 | 16GB |
2013 | iPhone 5s | 71,800円 | 16GB |
2014 | iPhone 6 | 67,800円 | 16GB |
2015 | iPhone 6s | 86,800円 | 16GB |
2016 | iPhone 7 | 72,800円 | 32GB |
2017 | iPhone 8 | 78,800円 | 64GB |
iPhone X | 112,800円 | 64GB | |
2018 | iPhone XS | 112,800円 | 64GB |
2019 | iPhone 11 | 74,800円 | 64GB |
2020 | iPhone 12 | 85,800円 | 64GB |
為替等の影響もありますが、少し大げさな例をとると、iPhone 6sとiPhone 12の発売時の価格差はほぼないです。
技術は日進月歩で進んでおり、機能や性能は桁違いにiPhone 12のほうがよいですが、価格だけを比較すると同じ価値だということに30代になるまで気が付きませんでした。
毎年買い替えていた当時は、一日に何時間も使うものだからいくらかけてもいいという考えを持っていました。
買って満足することも大事ですが、決して安くない買い物なので、今ではそれがなぜ必要か、本当に今必要かを真剣に考えるようになりました。
特に電化製品に関しては、日々価格が変動しますし、5年経過するとゴミになってしまうことが多々あります。
物を少しでもお得に買って、長く使うにはどうしたらよいか、ということをもっと早く気づくべきだったなと振り返って感じました。
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④学生のときに買った一眼レフのカメラが今でも大活躍
学生時代に単焦点レンズのボケがきれいな明るい写真に魅了されたことがきっかけで、貯金を貯めて一眼レフのカメラを購入しました。
今振り返ると、10年以上たった今でもまだまだ使えるカメラで、長く使える物を買ってよかったなと実感しています。
何よりも、当時の風景や思い出だけでなく、最近生まれたばかりの赤ちゃんをより綺麗な画質の写真や映像に残すことができ、お金では買えないかけがえのないものとなりました。
カメラを買ったことがきっかけで今まで以上に出歩くようになり、お金をかけるのであればモノよりも体験や経験、思い出にお金をかけるべきだと考えるようになりました。
モノにお金をかけても、買った満足感はモノの慣れとともにすぐに薄れ、モノの経年劣化とともに飽きが生じてきます。
また、新しいモノや、よりよいモノは次々に出てくるのできりがないです。
まとめ
この記事では、学校では教えてくれなかった「物の価値」に30代で気づいたことについてまとめました。
物の価値について「こんな考えもあるよ」ということがあれば、こちらの記事の下にあるコメント欄やTwitterからコメントを頂けると嬉しいです。
また、今現在、学生、新社会人、20代社会人などの方に少しでも新しい発見や物事を考える新しいきっかけなれば幸いです。