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車のヒューズからの電源取り出しでエンジン警告灯が点灯したときの対処法
車のカスタムで、電源を車のヒューズボックスから取り出すことってよくありませんか?
最近の車を所有していて、ヒューズボックスから電源の取り出しを行う方は、手順に注意が必要です!
先日、車のヒューズボックスからの電源の取り出しを自分で行ってみました。
作業終了後に運転してみると、タコメーターにふと見慣れないランプが点灯していることに気が付きました。
調べてみると、それはなんと「エンジン警告灯(故障警告灯)」のランプでした。
走行中に車が壊れたのか、はたまた車のカスタム中に車を壊してしまったのか、困った事態に陥ってしまいました。
これから車のヒューズボックスから電源を取り出してみようと考えている方や、電源を取り出した結果、エンジン警告灯/故障警告灯(mil)が点灯してしまった方に参考になる記事です。
もし赤く点灯した場合は、即座に運転を控えたほうがよいそうです
エンジン警告灯/故障警告灯(mil)とは
エンジン警告灯/故障警告灯(mil)は、エンジンまたはトランスミッションシステムに異常があると点灯する下記の画像のランプです。
正常な状態では、エンジンスイッチをONの位置にすると点灯し、エンジンをかけると消灯します。
今回、このランプが走行中に点灯しっぱなしであることに気が付きました。
エンジン警告灯/故障警告灯(mil)に関する説明は、下記の通りです。
エンジンまたはトランスミッションシステムに異常があると点灯します。正常な状態では、エンジンスイッチをONの位置にすると点灯し、エンジンをかけると消灯します。
TOYOTAの公式ページから引用
エンジン回転中にMILが点灯または点滅したときは、エンジン電子制御システムに異常が発生したおそれがあります。ただちに日産販売会社に連絡してください。 点灯したまま走行を続けると、走行性の低下、燃費の悪化、エンジンの破損などにつながるおそれがあります。
NISSANの公式ページから引用
どのような状況でエンジン警告灯/故障警告灯(mil)が点灯したか
参考までに、エンジン警告灯/故障警告灯(mil)が点灯したとき、車は下記のような状態でした。
- 現行モデル
- およそ3年落ちの中古車
- 車検から半年程度経過
- これまでの故障歴0
- 故障の予兆などの気になる点はなし
- 電源の取り出しを行ったあとに点灯した可能性がある
対処方法について
①エンジン警告灯/故障警告灯(mil)をリセットをしてみた
自動車メーカーや車種によっては、エンジン警告灯/故障警告灯(mil)をリセットすることや自己診断でエラーコードを読み取ることができるようです。
下記のようなサイトやYoutubeを参考にエンジン警告灯/故障警告灯(mil)をリセットすることを試みました。
何度も試しましたが、結局はエンジンをかけるとランプが点灯して消えることはありませんでした
②ディーラーで点検をお願いした
エンジン警告灯/故障警告灯(mil)のランプが点灯してからリモコンキーが効きにくくなりました。
EUCのリセットなどを自分で試そうとしましたが、これ以上不具合が出ると面倒だなと感じて諦めました。
警告灯のランプが点灯した日にディーラーに連絡をし、その翌日にディーラーにて車の点検を行いました。
エンジン警告灯/故障警告灯(mil)が点灯した理由
ディーラーで点検を行ったところ、警告灯が点灯した理由は、バッテリーの電源を取り外さずにヒューズからの電源取り出しを行ったことでした。
整備士の方からどのような検査結果だったのか、詳しく教えていただくことができました。
点検をありがとうございました
新車で購入し、保証がある場合には、無料で点検してくれる場合もあるようです。
今回は、保証の範囲外であったため、車の点検に¥3,300の診断料がかかりました。
新車を購入したわけではないので、ディーラーに行くのは少しハードルが高く感じましたが、とても親切な対応でした。
最近の車をDYIでカスタムする際の注意点
最近の車でヒューズから電源取り出しを行う際は、必ずバッテリーを外しましょう。
バッテリーを外さないと、エンジン警告灯/故障警告灯(mil)のランプが点灯してしまう場合があるようです。
また、バッテリーを外してしまうと、ナビの設定等はリセットされてしまうので再設定が必要になります。
まとめ
この記事では、車のヒューズからの電源取り出しでエンジン警告灯/故障警告灯(mil)が点灯したときの対処法についてまとめました。
ヒューズから電源取り出しを行う際は、必ずバッテリーを外しましょう。
最近の車は、昔の車と比較すると電気系統のセンサーが敏感なようです。
ディーラーの整備士によると、車内のルームランプをLEDに交換するだけでもノイズが乗ってしまい、リモコンキーが効きにくくなるという問題も起きてしまうようです。
DYIで車の電装系をカスタムする場合は、十分に調べてから行ったほうがよさそうです。
この記事が、車のヒューズからの電源取り出しでエンジン警告灯/故障警告灯(mil)が点灯して困っている方に参考になれば幸いです。