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【初心者必見】WordPressのパーマリンクにカテゴリを含めるべきではない3つの理由
この記事では、WordPressの「パーマリンク」にカテゴリを含めてしまった当ブログの失敗談についてまとめていきます。
ブログ初心者が陥りやすい失敗なので、できるだけわかりやすく細かく解説していきます。
ブログの初心者やこれからブログを始めてみたい方に参考になれば幸いです。
WordPressのパーマリンクとは
パーマネントリンク(Permanent Link)の略称で、ウェブサイトの各ページに対して個別に与えられている固定のURLのことを指します。
例えば、当ブログのこちらのページの場合、「https://www.wotablog.com/permalink_category」がこのページの固定のURLになります。
WordPressでは「ダッシュボード」の画面から「設定 -> パーマリンクの設定」に移動するとパーマリンクの設定が行なえます。
新しく記事を投稿した場合にどのようなパーマリンクを与えるか、設定することができます。
初期設定では、以下の5つから選ぶことができ、日付や投稿名、数字の組み合わせで投稿や固定ページに固有のURLを与えることができます。
初期オプション | パーマリンクの例 |
---|---|
①基本 | https://www.wotablog.com/?p=123 |
②日付と投稿名 | https://www.wotablog.com/2020/10/19/sample-post/ |
③月と投稿名 | https://www.wotablog.com/2020/10/sample-post/ |
④数字ベース | https://www.wotablog.com/archives/123 |
⑤投稿名 | https://www.wotablog.com/sample-post/ |
また、「カスタム構造」というオプションで、自分でパーマリンクのURLの構造をデザインすることもできます。
当ブログでは、以下のようにブログサイトを立ち上げる際にパーマリンクにカテゴリが入るよう以下のように設定しました。
当ブログの初期オプション | パーマリンクの設定 |
---|---|
カスタム構造 | https://www.wotablog.com/%category%/%postname%/ |
ここで、「%category%」は記事のカテゴリを指し、「%postname%」は記事の投稿名を指しています。
例えば、「WordPress_category」というカテゴリに「permalink_setting_page」という投稿名で新しい記事を作成した場合、ページ固有のURLは以下のようになります。
https://www.wotablog.com/WordPress_category/permalink_setting_page/
これが原因で後に大変なことになりました
パーマリンクにカテゴリを含めるべきではない理由
パーマリンクにカテゴリを含めるべきではない理由は、カテゴリを変更するとパーマリンクが変わってしまうからです。
ブログの記事数が増えていくと、必然とブログ内のカテゴリが増え、投稿した記事をより適切なカテゴリへ移動させる場面が出てきます。
- パーマリンクが変わる例
先程の例で、以下のような記事があった場合、「WordPress_category」のカテゴリから「Blog_setting_category」へカテゴリを変更したとします。
すると下記のパーマリンクが次のように変わってしまいます。
カテゴリの変更前:https://www.wotablog.com/WordPress_category/permalink_setting_page/
カテゴリの変更後:https://www.wotablog.com/Blog_setting_category/permalink_setting_page/
- SEOに影響
- Google AdsenseやGoogle Analyticsへの影響
- 外部サイトの記事の登録への影響
①SEOに影響
一番大きな影響は、Google Search Console(サチコ)のリンクが変更されてインデックスされた記事のパーマリンクが変更されてしまいました。
古いパーマリンクは、基本的には「ページが見つかりません(404)」と言ったエラー画面にははらず、WordPressが自動で新しいパーマリンクへリダイレクトしてくれました。
しかし、一部の古いパーマリンクは「ページが見つかりません(404)」となってしまいました。
また、古いパーマリンクの履歴は新しいパーマリンクへ引き継がれず、新しいリンクとして登録されていました。
②Google AdsenseやGoogle Analyticsへの影響
Google AdsenseやGoogle AnalyticsもGoogle Search Consoleと同様、古いパーマリンクは新しいパーマリンクへ引き継がれず、新しいリンクとして登録されていました。
Google Analyticsで集客の解析を行うときに、同じ内容の記事のはずなのに別の記事として認識されてしまっているため非常に不便でした。
③外部サイトの記事の登録への影響
Twitter、はてなブログ、日本ブログ村などに投稿していた記事の投稿が一時的にすべてリダイレクトの状態になってしまいました。
しばらくすると登録されたURLの更新が行われ、新しいパーマリンクで切り替わりました。
あまりアクセスが無かったので特に目立った影響は受けていないですが、切り替わりまでには数週間の時間がかかりました。
パーマリンクの設定方法と解決策
パーマリンクにカテゴリが含まれている場合、初期段階であれば個人的にはパーマリンクの修正を行ったほうが良いです。
パーマリンクの設定は、「ダッシュボード」の画面から「設定 -> パーマリンクの設定」に移動し、「%category%」の部分を削除すれば完了です。
パーマリンクの構造 | パーマリンクの修正の例 |
---|---|
カスタム構造 | https://www.wotablog.com/ |
もし、パーマリンクにカテゴリを含んだままのブログを運用する場合は、慎重にカテゴリの構成や記事の作成を行い、記事のカテゴリを変更する際にSEOへの影響を考慮することをおすすめします。
ブログの設定に迷ったときは
ブログの設定に迷ったときは、有名ブロガーの記事を参考にすることをおすすめします。
今回の「パーマリンク」の設定について有名ブログの「manablog」や「hitodeblog」を例にとって見てみると、これらのブログでもやはりパーマリンクにカテゴリは含まれていませんでした。
参考① manablog: https://manablog.org/
参考② hitodeblog: https://hitodeblog.com/
まとめ
この記事では、WordPressの「パーマリンク」にカテゴリを含めてしまった当ブログの失敗談についてまとめました。
最初からすべてを網羅するカテゴリを準備して記事を書くことは困難ですし、多くの有名ブロガーがパーマリンクにカテゴリを含んでいないのが実情です。
当ブログでの失敗談から「パーマリンク」の設定についてできるだけわかりやすく、細かく解説したつもりですが、この記事がブログの初心者やこれからブログを始めてみたい方に参考になれば幸いです。
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