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【妊娠・出産ブログ】コロナ渦での立ち会い不可の初産を夫視点でまとめてみた
こんにちは。サラリーマンで育児に奮闘している「おったん」です。
世の中はコロナ渦ありますが、この状況下で先日、第一子が誕生しました。
この記事では、コロナ渦での妊娠や出産に関して夫としてやっていたこと、やっておくべきだったことを夫の視点からご紹介します。
これから妊娠や出産を迎える方に少しでも参考になれば幸いです。
妊娠初期編
夫(旦那)はとにかく家事をやる(*「手伝う」ではない)
とにかく家事をこなしました。料理、洗濯、掃除その他諸々、率先してこなしました。
家にあるものすべてが自分のものだと考えると、気が楽でした。
あれは自分のものじゃないといった責任感の欠如や、これくらいやってほしいなという淡い期待を抱かずに自分の心をコントロールすることで乗り切りました。
また、仕事を100%、家事を100%、全力でコミットし続けるために食事と睡眠に気を使いました。
つわりには個人差があるものの、しっかりとサポートすることが大切です。
ゆっくり休むわ。
(つわりってまじでつらそうだな。家事を頑張るか。)
妊娠の報告
妊娠報告の順番とタイミングは慎重に行うべきです。
それぞれの両親には、妊娠が発覚した後、まもなくして報告しましたが、職場や友人には安定期に入ってから妻の妊娠を伝えました。
周りに報告することで、早く帰りやすくなります。早めに帰って家事を済ませてしっかりと休むこと、そして出産の準備を少しずつ進めることが大切です。
妻が妊娠して子どもが生まれる予定です。
しっかりサポートするように。
定期検診へ一緒に行ってみた
胎児の性別が判明するタイミングで一度、定期検診のために妻と一緒に病院へ行きました。
病院の周辺地理や病院内のことが全くわからなかったので、後々のことを考えると、一度病院へ一緒に行き、周辺を散策しておいてよかったです。
もし通いなれていない病院であれば、夫も予め一度は訪れておきましょう。
情報共有・コミュニケーションを円滑に行う準備
出産に関する様々な手続や出産準備で、予定だけでなく、チェックリストやステータスの管理が必要になってきます。
夫婦間や家族間の情報共有やコミュニケーションを円滑に行うためにTrelloを活用しました。
具体的な使用方法や活用方法は下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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安定期
子どもの名前を考える
子どもの名前は早い段階から考え出しましたが、急がなくて問題ないです。具体的に話し合ったのは安定期に入って落ち着いてからです。
最終的に3つに絞ったものの決まらず、生まれて一週間経ってから名前を決めました。
それぞれの両親や家族には、それとなく候補の名前について意見を聞いてみるのも良いです。
妻の食事制限
妻の定期検診で「尿糖+」(糖代謝異常)と診断されました。朝に食べていた果物を減らし、お菓子や飲み物をナッツやお茶へ変えました。
妻の食事制限を行うにあたって、自分もダイエットを兼ねて糖分を減らしました。もし同じような状況になった場合は、一緒に食事制限を楽しむことをおすすめします。
そばで誰が甘いものを食べていると、必然と食べたくなってしまうので家の中では食べるのを控えたほうが無駄なストレスが減るのではないでしょうか。
とりあえずダイエットも兼ねて朝の果物やめるか
うん、そうしよう!
夫婦だけの最後の旅行へ
赤ちゃんが生まれると大変だとよく聞くので、安定期に入って体調が良いタイミングで近場の温泉旅行へ行きました。
育児に奮闘している今を考えると、しばらくどこにも行けそうにないので行っておいてよかったです。
2020年7月末現在、コロナの感染者が増加しており、とても出かけられるような状態ではないですが、この先もし状況が落ちついたら安全に十分に配慮し、夫婦だけででかけてみるのも良いです。
ベリーペイントやマタニティフォト
いつかやろうと妻と話していましたが、結局コロナの影響で外出ができず、できませんでした。
コロナ渦でなかなか外出が難しい状況ではありますが、自宅でもベリーペイントやマタニティフォトを楽しむこともできるため、やりたいと考えている方は、できるうちにやっておくのをおすすめします。
出産準備編
入院バッグの準備
入院バッグの準備は早めに行いました。夫が必要なものではないですが、一緒に準備をし、何がどこにあるのかは事前に確認しました。
もし妻が外出中に急遽病院へ運ばれて夫が一人で自宅から入院バッグを持って行ったときに、必要なものが入ってなかったということがないよう必要なものを揃えておくように気をつけました。また、病院への移動中や、病院内で「〇〇取って」と緊急時に言われたときに、さっと出せるように準備しておくと良いです。
夫が入院するわけではないので、妻が自分で入院バッグを準備するのが当たり前と考える人もいますが、妻が動けなくなった場合に夫が対応できるように中身を一緒に確認しておくべきです。
両親学級への参加
コロナが蔓延する前に行われた両親学級に一回だけ参加することができました。
出産準備や新生児の扱い方の説明を受け、おむつ交換やおもりを装着することによる妊娠体験を行いました。本来であれば、このような新米パパママ向けの講習等に積極的に参加するつもりでしたが、コロナの影響ですべてキャンセルとなってしまいました。
そのため、書籍やYoutubeの動画を参考に新生児をどう世話するかを事前確認しておきました。やはり、実際に擬似的な赤ちゃんを用いて助産師の方に説明してもらうほうがわかりやすいので、両親学級のような機会があれば、積極的に参加しておくべきです。
出産やトラブルのシミュレーション
もし外出中に具合が悪くなったら?一人のときに自宅で動けなくなったら?いきなり破水したら?
シミュレーションを行ってみると、新たに必要なことも見えてきます。また、実際に何か起ったときに冷静に対応しやすくなります。
出産やその他の妊娠生活でのトラブルを想定して、様々な状況をシミュレーションしました。
そのシミュレーションの成果もあってか、実際に予定日より早く陣痛が来ましたが、落ち着いて対処する事ができました。
一緒にウォーキング
運動不足と安産を願ってウォーキングをしたいと言う妻にとことん付き合いました。
主に週末をメインに散歩しました。事前に地図で休憩できる場所を確認しておき、飲み物や食料を十分に持って安全面に最大限配慮しました。
特に体の変化のない夫にとって少し退屈な運動ではありましたが、出産へ向け頑張る妻を励まし、応援しました。
新生児の生活用品
出産まで比較的長期間あったので、予め必要なものをまとめておき、セールがあるタイミングに購入するようにしました。
子ども用品を販売する店舗では出産前から会員登録して、サンプルやクーポンをもらえるところが多かったです。可能であれば、妊娠中に店舗へ出向いて、商品説明を聞き、実際のものを手にとって選んだほうが良いです。
私の場合は、コロナ渦の状況で外出に懸念があったため、必要なものはほぼ通販で買い揃えました。
出産・お産編
陣痛について
陣痛は、予定日より2週間も早く来ました。実際に出産した日の前日午前に前駆陣痛(分娩に向けた身体の準備として、不規則に起きる子宮収縮のこと)のような痛みがあると言っていたものの、午後にはその痛みが収まったようで、その日は1万2千歩程度ウォーキングを行いました。
その翌日は状況が変わり、朝起きてから夜まで痛むような状態でした。時折、痛みの間隔を測定してみましたが、痛みの間隔がまばらだったので前駆陣痛なのかなと話していました。
夜になり、寝れないくらい痛むと言い出したで病院へ2度電話をしました。1度目は医師との相談の結果、様子見となりました。その3時間後、再度病院へ電話し医師の指示で深夜に病院へ向かうこととなりました。
痛くて、う、動けない
がんばって!
今のうちに水分補給しよっと
ずっと痛いんじゃないんだ
病院までの移動
予め陣痛専用のタクシーを予約しておきました。
タクシー会社へ携帯電話番号や住所を登録しておくため、電話をかけるとすぐに駆けつけてくれました。
病院までの移動にタクシーを使う際は、出産に限った話ではないですが、場合によってタクシーを病院の外で待たせておいたが良いです。タクシーを待たせる間に料金はかかりますが、タクシーが呼べない場所や時間帯によっては、帰りのタクシーを手配できずに大変でした。
私の場合、コロナの影響で予め出産に立ち会えないことがわかっていたので、深夜にタクシーで病院へ向かい、タクシーに待ってもらうよう伝え、妻を病院へ送り届けたあとすぐに帰宅しました。万が一、前駆陣痛という診断で再度自宅で様子見となった場合もスムーズに帰れるよう冷静な判断が必要でした。
ひとりぼっちでの出産・お産(立ち会いと面会の禁止)
病院に到着してから3〜4時間後に出産し、母子ともに異常なしでした。自宅で待機し、妻からの出産の連絡を受けました。出産後は、母子共に5日間の入院となりましたが、退院するまで病院に立ち入ることができなかったため、しばらくは自宅で一人で過ごすこととなりました。
退院後に妻と子どもと対面し、ようやく子どもが生まれたんだなという実感が湧きました。
残念ながら、コロナ渦の状況で病院からお産の立ち会いは拒絶となりましたが、出産前にできれば立ち会ってほしいと言っていた妻も退院後には立ち会わなくてよかったと言っていたので、結果的には立ち会わなくてよかったです。
結果オーライだね
まとめ
つわりや陣痛のときの妻は精一杯になって、周囲に気をつかう余裕がなくなります。ですので、夫はどんな事が起きても冷静に対処できるような心構えや準備が常日頃から必要です。
子どもが生まれると、おむつ交換やミルク、沐浴がすぐに始まります。自発的かつ継続的な学習が必要になることはもちろん、子どもが生まれてからは本や動画を見ながら試す余裕はなくなります。安定期の余裕のある期間にしっかりと知識得ておいたほうが良いです。
コロナ渦では積極的に人に会うことや外出して情報収集をすることが難しくなります。また定期検診の同行、出産の立会い、入院時の面会は謝絶されることも考えられます。これまでの出産とは少し違うので、通常の妊娠や出産の流れを踏まえた上で、変化する状況に応じて柔軟に対応していくことがポイントです。
これから妊娠や出産を迎える方に少しでも参考になれば幸いです。
*追記:産後1ヶ月たった育児報告を以下の記事にまとめました。よかった参考にしてみてください。
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